エーハイム2213の呼び水、ホースを口で吸うのが嫌な人の為に

アクアリウム

趣味でアクアリウムをやる人にとって、外部フィルターのエーハイム2213は定番のアイテムである。

でも、外部フィルターのメンテナンスでは色々トラブルが起こりがち。とくにエーハイム2213のメンテナンスの時には、ホースを口で吸うことで「水を飲んじゃった!」というトラブルも発生しがちだ。そうならないためのやり方を解説する。

アクアリウム定番アイテムとなったエーハイムクラシック2213。

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感想(229件)

「とりあえず、クラッシック2213選べば外さないから」みたいな風潮があるが、事実その通りだ。ただ、「呼び水」という作業があってこれを嫌がる人は結構多い。理由はやってみれば分かるんだけど、慣れないと水槽の水を口に入れちゃうというトラブルが起きやすいからなんだ。

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呼び水専用のアイテム

ちゃんとアイテムは用意されている

外部フィルターの王様的地位を確立したエーハイム2133。

外部フィルターに共通して言えることなんだけど、最初に使い始めるときに外部フィルターの内部に水を通すための儀式が必要なんだよね。これが「呼び水」って作業なんだ。

あと、外部フィルターを掃除したときなんかも、「呼び水」が必要になる。

で、エーハイムの説明書には、ホースを「口ですって下さい」って書いてあって、間違うと水槽の中の水を飲んじゃう!っという悲しい事件が(涙

えー!!スポイトのお化けのくせに2千円もするの!!と、驚くなかれ。

だって、間違って水を口に入れることを考えれば安いよ?

スターターを使わない呼び水のやりかた

とはいえ、これが付属品として付いてこない理由はちゃんとあって、「スタータ-」を使わなくても呼び水は作業は出来る。

じゃあ、どうやってやれば良いの?って話になるんだけど、先ずは原理を理解しておこう。

ホースの中の空気が問題

クラシックシリーズに関わらず、「呼び水」という作業が必要なのには訳がある。

外部フィルターは、モーターで羽根を回して水を送ることで、水槽の内部の水の循環をしている。

ところが、最初やフィルタメンテナンス後には、ホースやフィルター内に水が無い状態で、その代わりに空気が詰まっている。

その内部の空気を追い出してやる作業が「呼び水」なのだ。

これ、取扱説明書の一部なのだけれど、日本の説明書ではまずお目にかかれないテイストのイラストだね(笑)

空気を追い出すには

さて、公式の説明書でも「口で吸え」と書かれているのだけれど、ちゃんと「スターター」にも言及されている。

しかしやっていることと言えば、口で吸って、或いはスターターで吸って、ホースの中の空気を追い出す、それだけのことだ。

2213に関わらず、エーハイムのクラシックシリーズはこんな感じで接続されている。

で、水替えの時には、図の中の「ダブルタップ」を閉じ、「ダブルタップ」を分離して、モーターヘッドとケーシングを外す。

ちなみに、ダブルタップというのはこんな感じのアイテムだ。

レバーが2箇所に用意されていて、両方のコックを横にして閉める。

で、真ん中にあるネジをくるくると回すことで分解できる。

これがホースの途中に用意されていれば、ホースを分離できるという何の事は無いアイテムだ。

でも、これがあると無いとではメンテナンス性に大きく違いが出る。

これを利用してフィルタのメンテナンスをしてやるのだ。

レバーを閉めた状態でホースの中の水を追い出せば、そのホースの中は空になる。ホースの中の水を如何に追い出してやるのかがポイントなんだな。

フィルタのメンテナンス

じゃあ、実際にメンテナンスしてみよう。

1.給水側、排水側両方のダブルタップを閉じる。

2.ダブルタップを分解する

3.給水側のホースをバケツの中に突っ込み、給水側のコックを開ける。そして、排水側のコックも開けよう。こうすることで、フィルター内の水が抜ける

と、ここまでで1つ注意しておきたいのは、バケツの高さよりもフィルターの高さを高くして水抜き作業してやらないと、フィルターの中に水が残ってしまうことである。

家の床を水浸しにしたくなければ、フィルターの中に水を残さないように気をつけよう。

4. モーターヘッドとケーシングを外す

上手く作業が出来ていれば、ケーシングの中には殆ど水が残っていないハズなので、さっきとは別のバケツに用意した水の中で、フィルタの揉み洗いをしてあげよう。ケーシングの中にも結構汚れが溜まっている場合が多いので、こちらも掃除だ。

5.中を掃除したら、モーターヘッドとケーシングを元に戻す。

このケーシングとモーターヘッドを結合する作業の前には、ケーシングの中にフィルタを戻しているはずだ。その状態で、さっき水抜きした水をケーシングの中に満水になるまで入れておこう。ここで水を入れておくことが重要なポイントである。

6.しっかりと本体の結合が出来ていること確認して、続いて排水側のコックを閉じ、排水側のダブルタップを組み立てよう。

この時、給水側のホースは相変わらず水抜きバケツの中でコックを開いた状態にしておくことがポイントだ。

7.排水側のダブルタップがしっかり繋がっていることを確認して、コックを開き、本体のスイッチをON!

排水側のダブルタップを繋いだ状態では、水槽とエーハイム2133の位置関係は、水槽が上、エーハイム2213が下、ということになっているはずだ。ただし、排水側のホースの中には空気が溜まっていて、排水側のダブルタップを開いても直ぐには水槽から水が出てこない状況になっている。

この状態で、排水側のダブルタップを開くと、ホースの中での水の移動があるハズだ。ホースの中の水が下に落ちて、ケーシングの中は水で満たされる。よって、エーハイム2213本体のスイッチを入れると(コンセントを繋ぐだけだが)、中のインペラーが回って水槽の中から水を引っ張ろうとする。

そして、給水側のホースの先から水が出てくるハズだ。そのためのバケツである。

8. 排水側のダブルタップから水が出てくるので、慌てずにモーターを止めて排水側のダブルタップのコックを締める。

9. そして、排水側のダブルタップを組み立てる

10.全てのコックが開いていることを確認し、その上で、再び電源をON!

これで、呼び水せずに作業が完了することになる。

注意点

このやり方は、慣れればとても便利なのだけれど、ちょっと注意しておきたいこともある。

一番注意しておきたいのは、ダブルタップのコックを閉めたり開けたりする順番を間違えないことだ。

コックが閉まったままエーハイム2213を運転してしまうと、モーターに過負荷がかかるので、エーハイム2213を壊してしまうことに繋がりかねない。エーハイム2213を運転するときは、コックが開いていることを確認してから行う必要がある。

だが、誤った手順でコックを開けてエーハイム2213を運転すると、床が水浸しになるという被害を生み出してしまうことになる。要注意だね。

もう一つ注意しておきたいのが、7番目と8番目の手順で、給水側のホースをバケツに突っ込んだままコックを開き、エーハイム2213を運転するのだが、ここでバケツの中に水がいっぱい入っていると慌てることになる。ある程度余裕を持って作業できるようにしよう。

あとは、根本的な問題としてホースの中に水が残っていないと、このやり方は使えないってことくらいかな。

エーハイム2213のメンテナンスのメニューとしては、ホースの中の掃除とか、ホースの交換なんてこともやる必要がある。

そういう時には大人しくスターターを使った方が無難だよ。

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