Bluetooth対応のスピーカー!是非使ってみよう

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我が家でかなり活躍しているのがBluetooth対応スピーカーだ。お試しで買ってみたのだけれど、お手軽でなかなか使い勝手が良い。

むすこ君
むすこ君

よく使っているよね、あの青いの

木霊
木霊

うん、便利だし

↓「あの青いの」 まあ、今は色々あるよね。

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Bluetooth対応のスピーカーの問題点

遅延する

我が家で使っているスピーカーは、比較的安値でラインナップされている中では割と評判が良いAnkerの製品。ちょっと前のバージョンだけどね。

他に、国内メーカーで割と評判が良いのは、コアなファンの多いSONY、製品の質は落ちるが安価なエレコム、品質にはそれなりに定評のあるオーディオテクニカ辺りだろうか。個人的にエレコムの商品を国内メーカーとして入れるのは気が引けるが。

海外であれば、もはや殆どがメイドインチャイナに席巻されているので、老舗のBOSE、定番のJBL以外は、TaoTronicsやらAnkerやらだろうか。

しかし、何れにしてもBluetooth対応のスピーカーは、遅延問題が付きまとう。そう、音が遅れるんだよね。

一般的なコーデックであるSBCでは概ね220ms遅延が発生するといわれている。0.2秒の遅れは、画像を見ているとワンテンポ遅れて音声が付いてくる気持ち悪さを感じるレベルである。

まあ、それでも多少キモチワルイ程度なので気にしなければ良いのだろうが、気になる人は耐えられないかもしれない。映画ならば未だマシだが、これでゲームをやろうとすると致命的な遅れといえよう。

一方で、遅延対策のなされたaptXは、100ms程度なのでまだマシだが、低遅延を謳っているaptX-LLのコーデックでは、40ms程度の遅れとなっているので、このていどであれば殆どの人は気にならないと思う。

見通し距離10m

一方で、無線が届く距離というのも問題になる事がある。

  • Class1 約100m
  • Class2 約10m
  • Class3 約1m

Bluetoothの規格では、電波の到達距離はClassで決定されており、多くのスピーカーはClass2を使っている。

見通し距離で概ね10mは、普段使いであれば問題無い距離であるとはいえるが、扉などが間にあると遮蔽されてしまう。

あ、スピーカーの場合は、スピーカーが電波の受け側になるので、スマホからならすのであればスマホ側のClassが問題となる。で、大抵はClass2だと。そんな訳で、大抵の製品は届く範囲は概ね10m程度だと考えた方が良い。

音質はそれなりで、音飛びのリスクはある

さて、スピーカーに使うともなれば、音質も気になるところだが、Bluetooth対応スピーカーの音質にそれほど多くを求めてはいけない。

特に、小型で持ち運びに便利なスピーカーともなると、その傾向は顕著である。

もちろん、小型のスピーカーは便利だし、スマホ本体から鳴らすよりはマシな音が出てくれるものも多いが、それにしたって程度は知れている。

何故かと言えば、この手のスピーカーの音質は、概ね「重さ」に比例する傾向があるからだ。更に、リチウムポリマー電池などを採用していても、結局、充電量は重さに比例する傾向がある。

手軽に持ち運べるスピーカーという前提であれば、音質もそれなりだと諦めるしかない。

また、Bluetoothは無線通信なので、電波の状況が悪化すれば音が途切れたり、という事はある。実際に、使ってみると分かるがそれなりの頻度で途切れるのだ。Bluetoothの規格としては、現状でBluetooth 5.0が最新の規格となるが、通信速度の向上と共にBluetooth 4.0よりは音飛びが改善している。とはいえ、全く途切れないというわけでは無い点に注意して欲しい。

その辺りはどうしても有線接続には負けるのである。

なお、Bluetooth 4.0とBluetooth 5.0(間にはBluetooth 4.1と4.2が存在する)で音質を比べた場合には、違いはない点に注意が必要である。Bluetooth 5.0になって何が良くなったか?といえば、消費電力が小さくなったことと、通信速度が上がったことだ。

コーデックの話

音質に影響する部分は?といえば、Hi-Fi対応か?という辺りなので、コーデックを調べて見よう。

コーデック遅延 サンプリング周波数
/量子ビット数
ハイレゾ
SBC 170〜270ms 48kHz/16bit
AAC 90〜150ms 48kHz/16bit
aptX 60〜80ms 48kHz/16bit
aptX LL 40ms未満 48kHz/16bit
aptX HD 130ms 48kHz/24bit
aptX Adaptive 50〜80m 48kHz/24bit
LDAC 1,000ms前後 96kHz/24bit

SBCが一般的なAndroidスマホの採用するコーデックで、音質、遅延共にイマイチだ。ACCはiPhoneが採用するコーデックで、それなりに優秀。

aptXやaptX-LLは音質向上と共に低遅延を目指したものなので、これに対応している機器を選ぶのが望ましい。

なお、Sonyが神経質なまでに音質に拘ったLDACは音楽再生向きで、いいとこ取りを目指したのがaptX HDとaptX Adaptiveで、この辺りを採用している機器はまだまだ少ない。

屋外でもイケル

実際に何に使っているか?

我が家の場合、Ankerのスピーカーを採用したのだが、何に使っているかというと、こちらの記事。

車載テレビの代わりにタブレットを取り付けているのだが、この時の音を再生する機器として使っている。映画を再生する程度の話なので、遅延は殆ど問題にならない。

スピーカーの位置も好きな位置に持って行けるので、乗っている乗員の数に対応させてやればイイと思う。

ただ、できれば2台接続してサラウンドで使いたいので、今後は要検討である。AnkerのSoundcore 2は、2台接続でサラウンド再生に対応しているので、もう1つ買うというのはアリだ。

キャンプの時に楽しむ「音楽」

あとは、キャンプをしている時には、何度かスピーカーを持ち出してBGMを鳴らしていた。

静かなキャンプ場であれば、なかなか音に浸れる感じが良いね。ただ、外で使う事を考えると、円形の少し大きなスピーカーの方が嬉しいかも知れない。

何れにしても、手軽に持ち出せるというアドバンテージを活かした使い方となるのだが、車の中でも野外でも音質に拘ることはそれほど多く無いと思うので、Bluetooth接続でも十分に楽しめる。

後はバッテリーの保ちなどが気になるところだが、その辺りはモバイルバッテリーを持っていけばどうとでもなるだろう。

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