バレンタインデーが迫ってきて、娘が要求したのがチョコレートの型だ。彼女は自分で作る積もりらしいのだけれど。
オッサンが娘のチョコ作りを手伝うのはどうかと思うのだけれど、まあ、作る事自体はそんなに難しい事ではない。
チョコレートを作るのは簡単
溶かして固める、ただソレだけ
難しい事を考えなければ、チョコレートの作り方は単純だ。溶かして固める、ソレだけである。カカオから作る!とか言い出さなければ、とても簡単だ。
用意するもの
- チョコレート(板チョコでOKだが、ミルクチョコレートやカカオの多いものは難易度が高めなので要注意)
- ボウル
- スパチュラ
- 温度計
- チョコレートを固めるための型
- チョコレートを刻むための包丁、まな板
簡単な手順
- チョコレートを細かく刻む
- 大ボウルにお湯を入れ、小ボウルに刻んだチョコレートを入れ、湯せんをする。湯せんの温度は約50~55℃。
- テンパリング:溶かしたチョコレートの温度をゆっくり下げ(27~30℃)、再びゆっくり上げて(50~55℃)、しっかり混ざってチョコレートの艶が出るようにする作業
- 型の水分をしっかりとっておく
- 型にテンパリングの終わったチョコレートを入れ、型ごと冷蔵庫に入れて冷やす
- 30分ほどで固まる
- 固まると、チョコレートの体積が減って型とチョコとの間に隙間ができるので、固まった目安となる
写真入りで解説すると分かり易いのだが、その辺りは別のサイトにお任せしたい。
生チョコレート
ちなみに、ちょっと凝りたいなら生チョコレートなどが良いと思う。生チョコレートはテンパリングが大変だが、そこさえ丁寧にやれば問題無く出来上がる。
用意するもの
- ミルクチョコレート 250g
- 生クリーム 120g
- ココアパウダー 10g
この分量でだいたい20個分できあがる。ボウルやらスパチュラも必要なので、上のリストを参考に用意してね。
簡単な手順
- ミルクチョコレートを刻む
- ボウルに刻んだチョコレートを入れる
- 生クリームをミルクパンで沸騰寸前まで加熱し、刻んだチョコレートの中に高温の生クリームを入れて、ヘラでしっかり混ぜる
- チョコレートが溶けてクリーム状になったら、バットに入れ、冷蔵庫で冷やし固める
- 1時間程度で固まるので、包丁で切り分けてココアパウダーを振り掛けたら出来上がり
生チョコレートは、ラッピングなどが少し難しいけれど、失敗しにくいところが嬉しい。何しろ、テンパリングを必要としないし、最終的にココアパウダーをまぶしてしまうからね。生クリームをちょっと増やすとリッチな感じになるけど、固まりにくくなるのでご注意を。
チョコレートを利用した菓子
ディッピングしたクッキー
もうちょっと失敗しにくいのもある。チョコレート作りに心配なのは、テンパリングの温度管理である。一度覚えてしまえばそれほど難しくはないのだが、細かな温度管理はなかなか面倒でもあるし、割と失敗しやすいんだよね。
じゃあ、どうしたら?というとディッピングである。
用意するもの
- チョコレート
- クッキー
- ボウル
用意するものはクッキーとチョコレートだ。クッキーは自分で作っても良いが、シンプルなタイプのものを買ってきて利用するのも良いだろう。
簡単な作り方
……まあ、溶かしたチョコレートにつけるだけなので、作り方も何もない。


こんな感じで半分だけディップすると、作る方も簡単である。
ラッピングの袋は、雑貨屋さんに売っているので、可愛いのを探してみよう。
ビスケットを使っても美味しい
ディッピングするのも良いが、挟み込んでも良いだろう。
外観的に見栄えが良くならないので、ラッピング勝負になるところが残念だが、工夫次第で色々面白いことができるのがビスケットを使ったおかし。何しろ、溶かして挟むだけである。一緒にグミやゼリーを挟んでも良いだろう。愛称はなかなか難しいけれど。
ただ、色々工夫次第で面白い事ができるので、アイデア次第だね。
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