以前、こんな記事を書いた。
タブレット用の有線キーボードが欲しかったので買ったという話だ。
これ、実は親父がタブレットを買ったときに、「使い勝手が悪い」という理由で物理キーボードも用意したのだけれど、ちょっと調査が足りなくって余り使われていなかったようだ。
タブレット用のキーボードは無線が多い
英字配列キーボードには癖がある
あとから聞いたので申し訳なく思うのだが、このペリックスのキーボードが使いにくい理由は英字配列だったかららしい。
確かに、日本語配列キーボードに慣れている者にとって、英字配列キーボードを使うと困るケースがある。なお、世界標準は英字配列の方である。
キートップの印刷だけでもこれだけ違うのだが、実際のところこれ以外の配列もあるので少々ややこしい。日本語配列キーボードでも、106キーボードと109キーボードの2種類があって、用意されているキーの数が違う。英字配列キーボードの場合は、101キーボードと104キーボードの2種類がある。尤も、キーの数は更に多いパターンもあるので、あくまでも参考事例なのだが、全体的な傾向として日本語配列キーボードの方がキーの数が多い。
特に違うのが、「全角/半角」を切り替えるキーの存在だ。
困ったことに「無変換」「変換」のキーも存在しない。
日本語変換をする者にとっては、この手のキーが無いのは痛い。困ったことに多くのフルサイズキーボードはタイプAのUSBケーブルで接続するタイプなので、こちらが慣れるしかない。
全角/半角の切り替え
存在しない「全角/半角」の代わりになるのは、「alt」キーを押しながら「`」(最上段右端)キーを押すという手順である。
この2箇所を同時に押すことで、全角と半角の切り替えが可能だ。
この他に、「Shift」+「Ctrl」でも切り替えが出来るっぽいのだが、確認はしていない。IMEによっては「Shift」+「Space」で切り替えるようだが、Google日本語入力を採用しているので、「Alt」+「`」を選んでおくのが無難だろう。
入力アプリによって切り替えショートカットが変わるというのは不便だが、一度覚えてしまえば問題ないだろう。
「変換」「無変換」はない
では、「変換」キーはというと、「無変換」とともに割り当てがなされていない。
したがって、快適環境を求めるのであれば日本語配列キーボードを探さねばならないのだが、Type-C接続の有線キーボードというものがそもそも少ない上に、存在するのは概ね英字配列キーボードである。
フルサイズに拘らなければ、コイツがあるんだけども。
何故、フルサイズを用意してくれないのか。
キーレイアウトは悪くないと思うのだけれど、数字を打ち込む用途も結構あるので、できればテンキーが欲しい。
そうなってくると無線タイプを選ぶ必要があるのだが、無線タイプは接続の確立と充電が必要なのがちょっと面倒なんだよね。むーん、ままならぬ。
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