ファーウェイの首、ジワジワと絞まる

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いやはや。

マイクロン株下落、ファーウェイ向け出荷停止を公表

2020年9月30日 6:08 JST 更新日時 2020年9月30日 8:14 JST

米マイクロン・テクノロジーの株価が29日の米時間外取引で下落。中国の華為技術(ファーウェイ)への出荷を最近停止したと公表したことが嫌気された。

「Bloomberg」より

この記事ではマイクロン・テクノロジー社の株価が下がっちゃった。ファーウェイへの出荷を停止したと公表したという理由で、というニュースなんだけれど、マイクロンは別の記事でアメリカ政府からファーウェイに輸出する許可を貰ったという報道があっただけに、このニュースは結構クリティカルだ。

マイクロン社にしてみたら、大切な取引相手を失ったので、株価下落は仕方が無い。短期的な利益を失ったことは苦渋の選択だよね。

サンジェイ・メロートラ最高経営責任者(CEO)は、ファーウェイがマイクロンの最大顧客だと述べ、失った注文の穴埋めには時間がかかるとの認識を示した。マイクロンの既存のライセンスは、外国にある生産拠点からのファーウェイ向け半導体供給を阻止する米政府の新たな規制によって破棄された。マイクロンは新たに許可を申請したが、実現するかどうかやその時期については保証がないと同CEOは述べた。

「Bloomberg」より

そして、別のニュースで報じられていたマイクロン社への許可だが、今のところ実現していないと、マイクロン社のCEOが語っていることから、長期的にもこの筋の貿易は厳しいことが分かる。

ただ、マイクロン社にとってアメリカ政府は重要な顧客である。その政府関係機関との取引ができないのは長期的に見ると死活問題である。

結果的に、ファーウェイのスマホは窮地に立たされていると言って良いだろうね。

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