ネタが思いつかなかったので、クレートとケージの話を書きたいと思う。
ケージとは、屋根のないタイプ、屋根のあるタイプを含めて柵で区切ったスペースのことを指す。
ケージは犬の生活空間と人間の生活空間を区切る
体長の三倍?
ケージの中にはトイレと寝る場所を確保する、というのが一般的らしい。そうすると、ケージの中で伏せができてトイレも置ける感じにならないといけないらしい。
だから、ケージの長さは体長の3倍くらいは欲しいね、ということが良く言われていて、体長30cmの小型犬であれば横幅は100cm程は欲しい。体長50cmの中型犬であれば横幅は150cm程、大型犬は最低限200cm程の大きさが欲しいということになるようだ。ただ、大きければ大きいほど良いというわけじゃないらしいんだよね。
大きめのケージを探す
ちなみに我が家の犬は体長60cm程度になったがまだ4ヶ月の仔犬である。つまり、まだまだ大きくなる可能性が高いのである。
現在は中型犬に分類される感じだと思うのだけれど。
こんな感じのサークルを選んでみたのだけれど、結果的にはちょっと失敗だった。理由は簡単で、コレを導入したときは、まだ小型犬の範疇だった我が家の犬は、既に中型犬から大型犬に区分されるような感じの大きさになっていた。
残念。
更に、どうにも彼の中では床の上に寝るところが気に入らなかったらしく、何故かトイレの上で寝る始末である。
ケージのメリット
さて、そんな訳で、新しいケージを探すか、別の方法を探すかしなければならない昨今なのだけれど、ケージを使って良かったことは、犬の生活空間と人間の生活空間と区切ることが出来る点だ。
僕のオススメは、床材がプラスチックになっているケージで、単に柵で区切るだけのタイプもあるのだけれど、掃除のし易さを考えたら、一続きのプラスチックの受け皿のあるタイプのケージが都合が良いだろうと思う。
特に仔犬の時代には、おトイレの失敗もあって、掃除のしやすさから考えるとオススメである。
犬の落ち着く場所を作るクレート
大型犬用のクレート
「クレート」というのはハードタイプのキャリーケースである。
ただ、大型犬用のクレートは、中に犬を入れた状態で運ぶ様なシロモノでは無いと思う。
このサイズは、空の状態でも持ち歩くのは厳しい。
一応、ケースの説明には「両手で持ち運べます」と書かれているが、冗談だろう?と思う。正直、置いて使うアイテムなんだろうなと思うよ。
だって、犬の体重が15kgあって、クレートの重量も11kgあるんだぜ?それを体の遠いところ(大きいから)に持ち上げなければならないという。犬の重量が増えれば取っ手が外れる危険性も高いんだよね。
さておき、部屋の中において使うのであれば、このタイプのクレートでも問題は無い。ただ、トイレはクレートの外に設置しなければならないので、その辺りは少し考えねばならないだろう。ドッグトレーナーさんに聞いたら、「家の外で排泄するようにしたら良いよ」と言われてしまった。なる程。
ソフトタイプのクレートはオススメできない
なお、クレートの中にはソフトタイプで折りたたみが出来る便利なアイテムもあるにはある。
このタイプは、お出かけの際には便利だと思うのだけれども、家の中で常設するには少々問題があると思う。
何故ならば、犬がソフトクレートに噛みついて穴を開けてしまうケースがあるので、噛むことが好きな犬には向かない。
それと、試して見ると分かるのだけれど、犬がクレートの壁に体を預けると、ソフトクレートが転がってしまうなんてこともあるんだよね。
正直、お出かけの時に簡易の休憩場所として設営する程度の話であれば良いのだけれど、ソフトクレートをキャリアとして考えたり、常設の犬小屋として考えるのはあまり適当ではないと思う。
軽いから使いやすいと思うけれども。
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