7月の目玉は何と言っても月末に予定される周年記念イベントだ。
5月は殆ど成果がなかったが、6月はシャルルマーニュを無事お迎えできて、育成も6割程度は終えることができた。
ただ、シャルルマーニュは優秀なセイバーなんだけど、全体宝具セイバーは何騎か育ててある。
特に、☆5セイバーの千子村正がぶっちぎりの性能を持っている上で、同じく育ている☆5セイバーのアルテラさんの出番はほぼ無い状態。そこへ更に全体宝具セイバーが加入したのだから、なかなかハードモードである。
頑張って使っていきたいが、ちょっと構成を練らないとダメかな。
ともあれ、先ずは6月末から始まった期間限定イベントの話から。
南溟弓張八犬伝
南総里見八犬伝+椿説弓張月
滝沢馬琴の名で知られている曲亭馬琴だが、日本初のプロ小説家でもある。原稿料だけで喰えていた著述家は、日本の歴史ではこの人が最初なんだとか。
本名を滝沢興邦といい、号を馬琴としていることから、明治以降、「滝沢馬琴」という撫で呼ばれるようになった様が、本人がこの名を使った事は無く、本人が著作物に使った「馬琴」または「曲亭馬琴」が正しいのだという方もいるようだ。
で、曲亭馬琴の作品の中で尤も有名なのが「南総里見八犬伝」で、それより前に世に送り出したのが「椿説弓張月」である。「南総里見八犬伝」が長編伝奇小説であるのに対して、「椿説弓張月」は読本と呼ばれる挿絵入りの小説で、今で言えばライトノベル的な位置づけだろうか。で、そのイラストを担当していたのが、葛飾北斎である。
FGO的には、葛飾北斎(お栄)は女性で、一緒に付いてくる黒いタコが北斎本人だということになっている。が、ともあれ、曲亭馬琴の関係者として登場する事が確実である。
為朝が主人公となるのか
椿説弓張月の主人公が鎮西八郎を称した源為朝なので、南溟弓張八犬伝の「弓張」の部分が源為朝の登場を示唆していると予想できる。じゃあ、「南溟」は何かというと、南方の大海の事を指すので、今回のイベントの会場は南海なのだろう。
そう言えば、4月のイベント、水怪クライシスも南方の海での出来事だったと思う。
関係するのか、しないのかは分からないが、イベントの傾向としてはちょっと興味深い。
絵の印象といては暖かい地域になっていそうなんだけど、水怪クライシスの時の様にベトナムまで行ってしまうこと話さそうだ。松の木があるしね。椿説弓張月の後半の舞台が琉球なので、「南海」とは、そういう事なんだろうな。
イベントの会場が沖縄だとして、じゃあ、里見八犬伝の要素は一体……。
バーゲスト、ヘシアン・ロボ、岡田以蔵(宝具の始末剣をもじって始末犬というキャラが)が犬要素があるので、八犬伝のうちの3人に抜擢された模様。
バーゲストはシナリオで黒犬であることが示されているし、ヘシアン・ロボは狼なのだが……、岡田以蔵はというと、史実にて「犬」扱いにはなっていない。では何故かというと……。
宝具・始末剣から……。
先生、なにやってんすか!(注:lack氏は岡田以蔵のイラストを担当している)。
こうなった。これは、2018年夏イベ「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」にて公式ネタ化した話で、FGOはこういうネタを拾って公式化してしまうことが結構ある。
あれ、八犬伝なら、剣士は8人のハズなんだけど?
ピックアップは3つ
そんな予想をあざ笑うように、イベントは始まったわけだが……。
なんと、ピックアップ1は☆5ライダー「曲亭馬琴」その人であった。オイオイ、まさか著者がいきなりピックアップされるとは。
ピックアップ2は大方の予想通り、☆5アーチャーの「源為朝」である。
同時にピックアップされているのは、☆4アヴェンジャーの「ヘシアン・ロボ」と☆3アサシンの「岡田以蔵」である。まあ、この辺りは予想通りである。
ピックアップ3は、☆5フォーリナー「葛飾北斎」。☆4セイバー「バーゲスト」が来るかと思ったけど見送られたね。
で、早々に60個の聖晶石を溶かして22連ほど回してみたが、戦果はゼロ。新規ピックアップ勢は、性能的にはさほど魅力的ではなかったので、初見ではストックしておくつもりだったんだけど、誘惑には抗えなかった。そして、爆死するのも目に見えていた。6月の成果を考えれば無理も無い。確率論的にも勝算は極めて低かったからね。
イベントはなかなか面白かったけど、タイミングが、ね。何故、7月のイベントなのかと。
徳川廻天迷宮 大奥がメイン・インタールードへ
メインインタールードが来た
インタールードとは、曲と曲の間に演奏する曲のことらしい。FGOにおける「メイン・インタールード」の意味合いがよく分からないのだが、まあ、限定利用の常設型イベントになったという……。
違ったようだ。まあ、いいや。とにかく遊べるコンテンツが追加されたということで良いと思う。
リリース記念キャンペーンが同時に行われて、つまりピックアップ召喚が!
ピックアップ
そしてガチャである。
☆5アサシン「カーマ」、☆5アルターエゴ「殺生院キアラ」、☆5キャスター「シェヘラザード」、☆4ランサー「パールヴァティー」の4騎か。
スケジュールはこんな感じだが、どれも持っているので回す必要はなさそうである。やっぱり7月末に予定される周年ピックアップに備えておくしかなさそうだ。
7周年カウントダウンピックアップ召喚
地獄のようなイベントが来た
おーい。
去年もあったから、ある可能性は考えてはいたが。
このタイミングで水着ピックアップは鬼だよ。運営には人の心とかないんか?
2016年~2020年に開催した夏の期間限定イベントに関連する、期間限定の水着サーヴァント15騎をピックアップする5種類の召喚を開催いたします!
「FGO公式サイト」より
さらに、夏の期間限定イベントに登場した、期間限定概念礼装をそれぞれの召喚で6種類、計30種類をピックアップ!
聖晶石はないんすよ。
こ、これはヤバい。誰も幸せにならないイベントを何故このタイミングで(涙
今月の成果
そんなわけで、ピックアップは惨敗だった今月なのだけれど、そういう月もある。
今月は残念ながら2騎のみ。
ヴラドIII世は嬉しい事は嬉しいんだけど、すり抜けなんだよなぁ。ヘシアン・ロボも使い勝手は良いので、育てておいて損はないと思う。結果からしたら悪くは無かった。
それでも、聖晶石は恐らくだが60個前後、金札は7枚程使っていると思う。正確にカウントしていないのでもうちょっと使っている可能性もあるけれど。
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