テレビ録画用に用意した外付けHDDに続いて、PC用の外付けHDDもお亡くなりになってしまった。どういうことなの?
我が家の傾向としては、何故だか知らないが外付けHDDは3年くらいでお亡くなりになることが多い。調べて見たら、前回買った外付けHDDは2年半でお亡くなりになっている。早いよ、早い。
おそらくは積んでいる電源関連部品がショボいんだな。
HDDを選ぶかSSDを選ぶか
大容量HDDが安くなっている
で、テレビの録画用にSSDを選ぼうと考えたというのが今回の話。
だけど、大容量の記録装置を用意したいのなら、次も外付けHDDを選ぶという選択肢はありだと思う。SSDよりもHDDの方が同じ記憶容量だとお安いんだよね。確か、東芝もHDDの製品を出していたような……。
後は、シーゲートとかもあったな。コイツは、会社で使っているタイプだ。
相場としては、記憶容量が2TBで1万円を切ってくるものが増えているように思う。なかなか安いと思う。確か、前回用意したHDDが2TBで1万2千円程度の価格で買っている気がするので、2割ほど値段が下がっている印象だね。
一応、録画時間の目安である。注意書きにもあるけれども、録画する画質によって録画時間の長さが変わるので、あくまで参考程度の数値だと考えて欲しい。
BSデジタル放送は最大ビットレートが24Mbpsで、地上デジタル放送は最大ビットレートが16.8Mbpsなので、時間あたりに送られるデータ容量が異なるから数値がちょっと違うんだよね。
SSDの価格も低下傾向にあるが
尤も、値段が下がっているのはSSDも同様である。これは世界的な需要と供給のバランスの問題で供給量が増えているので値段が下がっていると言うような事情もあるようだね。
難しいことはさておき、安く買えれば文句はないさ。で、探してみたんだけど。
えーと、USBメモリですか?
いや、実はこれでもSSDなのである。これも1万円を切る価格設定であるが、容量的にはHDDの倍額という感じの値段設定になっている。
SSDを選べばファイル転送速度の向上が期待できる他、可動部がなくなるので静音性が高くなるという説明なんだけど……、正直、HDDでも静音性にはさほど気にならないので、僕にはメリットとは言えないところだね。
後は、可動部がないので、落下時の衝撃に強くなるという話もあるんだけど、それも特に持ち運ぶ予定がないので別に問題ないかな、と。
なお、USBメモリ(フラッシュメモリ型記憶装置)と、SSDドライブとの違いは実はさほどない。両方ともNANDフラッシュメモリを使うという意味では同じなのだ。でも、制御している部分が違うので、書き込み速度などが異なる。そういう意味ではSSDドライブの方が有利である。
ではSSDとHDDでどちらが長持ちなのか?というと、一般的にSSDの方が長持ちだろうと言われている。
「16TB」にご注意
なお、外付けSSDを選ぶときに、16TBという表記を見かけたらご注意願いたい。
やたらと価格が安く設定されているが、HDD容量16TBとかいう表記がなされているものの、この商品の記憶装置としての性能は、実は表記されているものと異なる。「16TB」は商品名に類するもので、記憶容量のことを意味していないからだ。
これに突っ込みを入れた記事もあるので紹介しておこう。
表記として「USB 3.0 Gen 1インターフェイスをサポート」と書かれているが、転送速度もUSB2.0準拠となるようだ。この記事では、内蔵されているmicroSDカードの64GB相当の容量であると紹介されている。
つまり、ジョークアイテム程度だと捉えた方が良いだろう。コチラも30TBとか書かれているが、同じようにジョークアイテム扱いで考えておこう。
ある程度名の知れたメーカーの商品を選ぶのが無難だと思うよ。
そもそも、内蔵型のSSDのお値段を考えれば、外付け型だと途端に安くなる、なんてことはあり得ないわけで。キオクシアのこのタイプ、M.2対応の1TBのSSDで1万円をちょっと切る程度の価格。
このタイプのSSDでも1TBで8千円をちょっと切る程度。
こうしたことを知っていれば、「16TB」という商品の価格設定の異常さが分かると思う。注意すべきだろう。
じゃあ何を選べば?
とまあ、少し話が逸れたのだけれど、テレビの録画用に買うのであれば、おそらくはHDDの方が良いのではないか?と思う。
この辺りが良いのではないのだろうか。ただ、僕自身は外付けHDDが相次いでお亡くなりになったので、今回はSSDを選ぶ積もりになっている。
なお、日本製に拘るメリットはあまりないが、聞いたこともないメーカーを選ぶととんでもない詐欺に遭うこともあるので、知っているメーカーの製品に手を出すのが無難だと思う。
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