失敗しない石油ファンヒーターの選び方

家電製品
スポンサーリンク

そろそろ暖かい日も増えてきたとはいえ、まだまだ暖房設備が欲しい日々が続いている。特に、朝起きてから直ぐに部屋を暖めたい!というのは切実な願いなんじゃないかな。

そんな訳で、我が家では石油ファンヒーターを購入したのだけれど、どの辺りをポイントに選んだのかを含めて紹介していきたい。

<一口メモ>

・ 部屋の大きさに応じた出力を選ぼう。
・ 速暖性をチェックしよう。
・ 燃料タンク容量をチェックしよう。

スポンサーリンク
カテゴリ別人気記事
<カテゴリ別人気記事>

石油ファンヒーターの良いところ

エアコンよりも使えるところ

夏も冬も使える温調機器といえば断然エアコンなのだが、エアコンを選ぶのであればダイキンをオススメしたい。

とはいえ、エアコン導入ともなると、工事は必要だし購入するにはなかなか大金を支払わなければならないとあって、絶大な効果が得られるとはいえ、気軽に購入というのには少々大変であるのも事実。

そして、エアコンは室内をくまなく暖めるという意味では結構なアイテムだが、手軽に周囲を温めたいという用途には向かない。素早く!手軽に温めたい!ということであれば、石油ファンヒーターなどの方が断然使い勝手が良い。

スポット的に、素早く手軽に温めたいという用途に石油ファンヒーターは向いているよ。

石油ストーブか石油ファンヒーターか

じゃあ、石油ストーブじゃダメなの?という話になってくるが、正直なところ、個人的には石油ストーブの方が好みだ。

アラジンブルーフレームなどは、是非とも手に入れておきたいアイテムなのだけれど、我が家には二匹の猫がいて、お猫様の為には少々都合が悪い。いつ、ストーブの上に飛び乗ってしまうのか?と考えると流石にドキドキするだけでは済まない。

トヨトミの石油ストーブも魅力的だが……。

そんな訳で、石油ストーブは当面使えないので、本体が熱くなりにくい石油ファンヒーターをチョイスする方が、安全性が高い。

石油ストーブに比べて石油ファンヒーターの方が消費する灯油の量が少なくて済むのもメリットだね。ただ、デメリットとして、調理器具として使えない事と、ファンを動かすための電源を必要とする点が挙げられる。

使い分ければイイと思うけれど。

石油ファンヒーターの方が省エネだ!

どれを選んだら良いの?

ほぼ3社がシェアを分け合う

では、石油ファンヒーターを選ぶのであれば、何処のが良いの?という話になるのだが、「ダイニチ」「トヨトミ」「コロナ」の3社が有力候補だろう。

ただ、何処のを選べば良いの?となると、それぞれの特色があるので、その辺りを加味して選ぶべきだと思う。

ダイニチは「ブンゼン気化式」採用で素早く着火

先ずはダイニチの石油ファンヒーターだが、特色としてブンゼン気化式という着火方式を採用していることで、素早い着火が可能だという点がポイントである。

他社に比べて着火スピードが速いことと、ニオイが少なくなるという特徴があるので、着火した時のあのニオイが気になるという方にはオススメのメーカーだ。

トヨトミは消臭システムを搭載

ではトヨトミは?というと、コチラも消臭に力を入れている。

構造的に灯油がノズルの内部に残りにくくなっているので、ニオイの発生を抑えるというわけだ。ダイニチに比べてどうか?という点は比較したことが無いので分からないが、臭いにくいというのは嬉しいポイントだろう。

あとは、「エコモード」や「対人センサー」を搭載した省エネ性能を追求したモデルがあるので、その辺りがポイントだろう。

コロナは省電力

コロナは省電力に力を入れているようだ。石油ファンヒーターが電力を使うことは紹介したが、他社の半分の電力しか必要としないのは、魅力である。

アピールの仕方が謎ではあるが、省電力である点は魅力だと思う。ただ、一般的な石油ファンヒーターの着火時の電力が400w弱で、運転時が50w程度だということを考えると、何処まで気にするべきか?という点は悩ましいところ。

どんな機能を重視するか?で、製品を選ぼう。

部屋の大きさにあわせた出力

さて、石油ファンヒーターを選ぶ場合に、どれくらいの出力のものを選べば良いのか?ということを最初に考えるべきだと思う。

例えば、ダイニチのGRタイプを選んだ場合には、以下のラインナップが用意されている。

ハイグレードモデルなので色々な機能が付いていて嬉しいのだが、取り敢えずは想定する部屋の広さを見ておこう。

このモデル、エコモードを搭載しているので、室温にあわせて自動的に出力を絞ったり、消火したりしてくれる。

ただ、当然ながら、部屋の広さにあわせたファンヒーターを選ばないと、この機能は上手く働いてくれないので、注意しなければならない。部屋の広さに合わせた商品を選ぶというのはそういう意味なのである。

しかし、我が家ではスポット的な使い方をして、部屋を暖めるためにはエアコンを使っている。こうなると高機能なタイプは不要だし、部屋の広さにあわせる必要も無い。この辺りは「どう使うのか?」を考えて選ぶべきだと思う。

速暖性をチェックしよう

上で説明した様に、着火が早いのはダイニチで、概ね40秒で着火する。次点でコロナだが、50秒ちょっとの時間を要する。ただしコロナは7秒着火モードを搭載していて、事前に予熱をしておけば7秒で着火できる。もちろん、事前に予熱が必要なので、タイマーなどと連動する必要がある点は要注意だ。

トヨトミは一番時間がかかって100秒以上かかっての着火と、速暖性の意味では分が悪い。

この辺りを詳細に検討した記事があったので、紹介しておきたい。

【徹底比較】石油ファンヒーター 3大メーカーの最新モデルをチェックする! - 価格.comマガジン
寒い冬の強い味方、石油ファンヒーターの3大メーカー・最新モデル3製品を徹底レビュー。それぞれの特徴を探ります!

速暖性を求めるのであれば、断然ダイニチという事になるね。我が家もエアコンと併用するという観点から考えれば、エアコンも付けておいて足下を直ぐに温めたいという用途でファンヒーターを使う。

この絵はダイニチのサイトからお借りしたモノだが、まさにダイニチはエアコンと併用してくださいというアピールをしているんだな。この辺りがシェアナンバーワンを獲得している理由でもあるのだろう。

燃料タンクの容量をチェック

さてさて、後はどれくらいのタイミングで給油するのか?を確認する必要がある。灯油を何度もつぎ足すのはナカナカにホネが折れる。

ダイニチのタンクはなんと9Lも入る。

コロナだと7.2L、トヨトミだと7L程度に設定されているので、大容量のタンクはありがたい。ありがたいのだが、重くなるのがネックである。そして、気をつけなければならないのは、タンクが大きいからと言って連続燃焼時間というヤツは、ダイニチが一番!という訳ではないようだ。

こちらはコロナのサイトから引用しているのだけれど、条件によってはコロナの方が運転時間が長くなる。

ただ、こればっかりは目安なので、最大火力で燃焼を続けると灯油タンクの大きなダイニチの方に分がある結果に。

結局、何がオススメ?

とまあ、色々紹介したのだけれども、何が一番オススメなのだろうか?という事になってくると、イチオシはダイニチの製品かな。

ハイパワーで着火までも早いし、着火して暖まるまでの時間も短いとあって、非常に高性能なのが嬉しい。

フラッグシップのファンヒーターでなくても良くて、もう少し安価なのが欲しいと言う方にはこちら。まあ、我が家はその時売りに出ていたコロナのを買ってしまったのだけれど……。

コメント

タイトルとURLをコピーしました