インターホン、またはドアホンなどと呼ばれる住宅設備だが、案外壊れやすいアイテムであるように思う。まあ、屋外に晒される環境で使われるので仕方がないけれどもね。
よく使われているのがパナソニック製のアイテムだが、アイホン製のものも根強い人気があるようだ。
そして、最近はスマホと連動するアイテムも増えてきているようだ。
これが便利かどうかは、人によると思うんだけどね。
住宅の電気設備には寿命がある
タイプによっては「電気工事士」の資格が必要
インターホンには同じラインナップに3つの種類がある。
- 電源コード式
- 乾電池式
- 電源直結式
構造的に、電源コード式と電源直結式はほぼ同じなんだけど、電源直結式のインターホンは、電気工事士(第2種電気工事士、または第1種電気工事士)の資格が必要である。作業自体は単純だが、無資格者が手を出すと法令違反になる。
そして僕は資格を持っていない。
電気工事士~!
ん~?呼んだ?
実は娘に第2種電気工事士の資格を取得して貰ったのである。え?自分で取得しろって?うーん、それはまた追々。
作業内容は、僕がサポートする
資格を持っているのは私なんだけどっ!
大丈夫、手は出さないから
(有資格者が責任をとることになるからね)
なお、現場で作業した経験が長いので、概ね作業内容・手順は知っている。知っていても資格がなければ出来ないのがこの作業なのだ。ご注意あれ。
家庭用インターホンの寿命は概ね10年~15年
ちなみに多くの家庭用電化製品がそうであるように、インターホンの寿命も10年程度だとされている。メーカーによっては15年としているところもあるね。
この手のアイテムは動かなくなると都合が悪いので、10年を目処で入れ替えするのが望ましいと思う。
配線に使われるVVFケーブルは、20~30年は保つらしいけれども、機器の寿命は案外短い。
そのうちにはケーブルのやり直しも視野に入れておく必要はあるんだろうけれど。
電源直結式を使っていたのなら
乾電池式のインターホンであれば、取り付け直すだけなので、素人工作でも全く問題がない。電源コード式は室内の機械から電源コードが延びているタイプで、コンセントから電源をとるスタイルだ。こちらも素人工作でやれる。
しかし、住宅を作った場合やマンションの場合には大抵、電源直結式が採用されている。そして、門扉から屋内の設置場所までの距離が長いものに関しては、多くの場合VVFケーブルが採用されている。
更に、子機を使うようなケースでは配線が複雑になりがちである。
こういうのを見て、ぱっと理解出来る方は良いのだけれども、まあ、資格のある方しか手を出せないというのは、こうした配線をする基礎を分かっている必要がある。
色々機能のあるインターホンほど、ややこしい。なお、僕はシンプルなタイプのインターホンを選んだ。
価格もお手頃である。
コーキング材とマスキングテープを用意しておこう
さて、施工するに当たって、電気工事できる工具ももちろん必要なんだけど、屋外に設置するボタンの方はコーキング材とマスキングテープなどを用意しておく必要がある。
先ずは屋外で使用可能なシリコンシーラントと、持っていなければコーキングガンだ。コーキングガンは安いモノだと400円くらいで売っている。なお、大抵こんなに沢山のシリコンシーラントは必要ないので、手絞りタイプを用意する方がお得だ。
あとは施工するときに便利なマスキングテープ。
忘れずに買っておこうね。
作業時の写真は撮り忘れたので、またの機会に。
スマホと連動するタイプ
便利だとは思うが
なお、新しい機能が搭載されているモノの中に、スマホと連動するものがある。これは冒頭にも触れた話なんだけれども、確かに便利そうではある。
<外出先から訪問者に応対>
スマホで玄関子機の映像を見ることが出来るアイテムなんだけど、仕事中にスマホに触ることが出来なければちょっと使い勝手は宜しくないだろう。あと、高頻度でピンポンされるのも困るかもしれない。
尤も、これが旅行中、休日のお出かけ中ということであれば、都合は良いのかも知れない。が、宅配便の方に「置いていってね」というのが通用するのかはまた別の問題だ。
なんとなく使い道はありそうなんだけどね。
<子機として利用>
どちらかというと、こちらの方が嬉しいのではないだろうか。家の中にいても、モニターの親機の近くにいるとは限らない。複数のスマホが登録できるモノも在るようなので、ちょっと便利に使えるのかも。
新しい機能を持つアイテムも面白そうだね。
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