本当に安くなるの?スマホ料金

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ふざけんなー!

KDDI、「UQ」で大容量割安プラン ソフトバンクも

2020/10/27 18:53 (2020/10/28 5:25更新)日本経済新聞

KDDIは格安ブランド「UQモバイル」の携帯電話料金をめぐり、20ギガ(ギガは10億)バイトのデータ容量で月額3980円(税抜き)の新たなプランを導入する方針を固めた。ソフトバンクも「ワイモバイル」で安価な新プランを始める。両社は28日にも発表する。菅義偉政権の値下げ要請に応じ、幅広い顧客の獲得につなげる。携帯各社による値下げ競争が過熱しそうだ。

「日本経済新聞」より

こんなニュースが報じられたが、誰が20GBのデータ容量を使いたいって言ったんだよ!

先日のコチラの記事で、新首相の方針によってスマホ料金プランの見直しが進むんじゃないか?という事を言及したワケなんだけれども、結果的に実にやる気のないスタートになっている。

携帯電話料金値下げへ 「アクション・プラン」発表 総務省

2020年10月27日 19時20分

総務省は携帯電話料金の値下げに向けて、契約先を乗り換える際、カードを差し替えが不要な「eSIM」と呼ばれる機能を普及させるなどの政策を取りまとめた「アクション・プラン」を発表しました。携帯電話会社がこのプランに対応することで値下げにつながるかが焦点となります。

「NHKニュース」より

この政府の打ち出したアクションプランとやらが、予想以上に値下げに関して訴求力の緩いプランだったからだ。

確かに、目指している方向そのものは間違い無いと思うのだが、これで値下げに繋がれば苦労はしない。長期的に見れば値下げの切っ掛けになる事は否定しないが、UQモバイルが出した答えが、携帯3社の当面の答えである事を考えれば、頭を抱えたくなるね。

今回の政府方針の中で、唯一望みがあるとすれば、スマホ業界からはサブブランドで対応する方針が示された点だ。

ソフトバンクとKDDI、割安プラン発表 サブブランドで

2020/10/28 10:03

ソフトバンクとKDDIは28日、20ギガ(ギガは10億)バイトのデータ容量を安価に提供する新プランをそれぞれ発表した。ソフトバンクは「ワイモバイル」ブランドで12月下旬から、KDDIは「UQモバイル」で2021年2月以降に、短時間の通話を含めて税込み5000円を切る水準で提供を始める。菅義偉政権の値下げ要求に応じ、新しい顧客層を開拓する。

日本経済新聞」より

携帯大手3社のうち、サブブランドを持っていないのはドコモだけ。これは法律的な縛りがあったためで、NTTが完全子会社化を目指したことで、サブブランドが12月にも登場する運びとなっている。

「UQモバイル」と「ワイモバイル」は、なかなか舐めた回答を出しているが、ドコモのサブブランドが違う方向性を打ち出しさえすれば、低価格下の切っ掛けになる可能性はある。

……が、ドコモだからなぁ。

そもそもスマホを使うユーザーの大半はそれ程多くのデータ量を消費することはない。

また、MVNO利用者の契約している通信容量プランは、月額3GB以下が41.4%、2GB以下が23.1%、5GB以下が10.3%となった。

「IT media Mobile」より

3GB/月というライトユーザーが半数以上いる訳だ。こんな状況で、大容量だけ安くしたところで意味はないのである。

もちろん、キャリアも分かってそうしているのだからタチが悪いね。ドコモさんに期待?

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