電気ケトルを買うときに知っておくべきオススメ情報

キッチンアイテム
スポンサーリンク

子供が一人暮らしを始めるので色々買い揃えているのだが、電気ケトルを買っていたので、本日はコレに少しスポットを当てていこう。

よく見かけるのがティファールの電気ケトルである。

何か、「樹脂製の電気ケトルはやめろ!」と騒いでいらっしゃる方もいるようなんだけど、加熱してプラスチック臭が出ることは事実のようだ。

スポンサーリンク
カテゴリ別人気記事
<カテゴリ別人気記事>

少量を短時間で湧かすには便利

注意書きに説明がある

えーと、どこを見て言っているかというと、取扱説明書である。

プラスチック製電気製品(本製品)は、一般的にプラスチック部分が熱で温められることにより、プラスチック特有のにおいが出ます。

取扱説明書より

実は、この手の商品で、お湯が触れる部分にプラスチックが用いられていることは珍しくない。

なお、公式でも「気になるなら、ステンレス製ガラス製を使ってくれ」と説明している。

多分根強くプラスチック製品を嫌っている方がいるのだろう。そこは気になる人はそちらを選んで貰えば良いのだと思う。

ただ、金属製は外側が熱くなりやすく、ガラス製は割れやすいというデメリットがあるので、その辺りは気をつけたいところだね。

僕自身もプラスチック製の電気ケトルは使用したことがあるが、便利だし、プラスチックの臭いが気になる時期もあるのだけれども、あまり気にならなかった。人それぞれだよね。

電気代がかかる

次に電気代の話。

例えば、プラスチック製の電気ケトルでお湯を沸かすと、1250Wで69秒かかる。カップ1杯分だけど。

コレが早いのか、遅いのか、という点には議論の余地があると思う。例えば、4Lのヤカンを使った場合にも、水の量を少しだけ、例えば250mlだけ入れてお湯を沸騰させれば、概ね1分以内には沸騰させることが出来る。

したがって、電気ケトルが素早くお湯を沸かせるのかというと、何というか微妙?ただ、必要なエネルギーを考えると140mlのお湯を手に入れるのに、概ね0.5円で済む。ヤカンで1Lのお湯を沸かすのに約1.5円程度かかると言われているので、少量であればお安く済むのかな?と思うのだ、実際にはヤカンでも水の量を少なくすれば(0.25lで0.4円程度)、もっと安くヤカンでお湯を沸かすことが出来る。

結局のところ、その場所でガスが使えるかどうか?で決まるんだよね。

子供が生活する予定のアパートでは火気厳禁となっているので、まずガスが使えない。カセットコンロすらNGだ。そういう場所では電気ケトルを使うしかない。逆に言えば、その程度しかメリットがないとも言える。

電気ポットとの違い

なお、この手のアイテムで電気ポットとの比較の話は出るんだけど、電気ケトル電気ポットでは大きな違いがある。

電気ポットはお湯を沸かすのに30分程度要するので、直ぐにお湯を「湧かしたい」という用途には向かないが、湧いたお湯を維持することができるので、「沸いたお湯を直ぐ使いたい」という用途には便利である。

消費電力量は0.73kWh/日ということなのだが、概ね1日に30円程度のコストがかかるという理解で良いと思う。ただ、1日中電気ポットに通電しっぱなしという使い方をした場合なので、通電時間を減らせば、もうちょっとコストは下げられる。

一方、0.8Lの電気ケトルは1回お湯を沸かすと約2.4円程度のコストがかかる。でも、保温することは出来ないんだよね。

お湯を湧かす時間が待てない人には、電気ポットをオススメしたい。

なお……、温度設定機能付きの電気ケトルも存在する。

これ、長時間保温前提の電気ポットと違って60分程度の保温を想定しているので、簡易な保温機能が付いている。なんというか、ちょっと便利な電気ケトルという感じだね。お値段はそれなりなのだけれども。

なお、電気ケトルにそれなりの保温性を持たせる発想の商品は結構あるので、60分程度であれば暖かい状態を保てるものは増えているようだ。

魔法瓶との併用をお勧め

なお、電気ケトルを使う人で早くお湯が欲しい人向けには、魔法瓶を使うという手もあることをオススメしておきたい。

あくまで、水からお湯にするまでに時間がかかる(=お金がかかる)というのであれば、ある程度の温度のお湯を電気ケトルを使って再沸騰するのであれば、時短に繋がる。

煮出し機能がついているものは高級

ただ、お湯を沸かす人の中には、沸騰してから5分程度放置、というのを実践されている方もいる。更に、ヤカンの中にお茶を入れて、お茶を出すいわゆる「煮出し」というヤツを期待する人もいる。が、これが出来る電気ケトルはあまり多くないと言うことに注意されたい。

何が言いたいかというと、カルキを飛ばすために沸騰状態を維持をする人がいるんだけど、電気ケトルを使っての煮出しはNGであることが多いのに注意されたいということだ。

ガラス製のケトルであれば、煮出し機能に対応している場合もあるので、その辺りは気にしていこう。

そういえば、電気ポットや電気ケトルで「ラーメンを作る」とかいう人もいるらしいんだけど、絶対止めて欲しい。

何社かはお料理の出来るケトルを出しているけれども、それを普通の電気ケトルに求めてはならない。ダメ、絶対!

お手入れの話

カルキが苦手

実のところ、電気ケトルを使ってトラブルを感じる人の多くは、お手入れが杜撰出あることが多いのである。

水道水を湧かすと、中に入っているカルキがプラスチック製品の内側に付着する。コレが臭いの原因となりやすい。

そこで、専用の洗浄剤を使う。

なお、クエン酸100%なので、別のメーカーのクエン酸を使うのでも良いのだが、要は定期的に洗浄してね?というお話である。

プラスチック製品はステンレス製品やガラス製品に比べてキズ付きやすく、そこにカルキが付着しやすい。コレばかりは避けられないので、洗浄はしっかりすべきである。そして、「プラスチックが溶け出す-!」と大騒ぎする人がいるのだが、気にする必要はない。

何故ならば、メーカーがテストした上で問題なしと判断して出した商品であり、実際に耐熱性の高いプラスチックが使われているために特に問題とはならない。むしろカルキの問題の方が大きい。

洗い方

なお、これはメーカーが指摘する話ではあるが、基本は丸洗い厳禁である点は注意されたい。

通電する製品のため丸洗い厳禁です。 内側を水だけですすぎ、外側を布で拭くといったように、少々気を遣わなくてはなりません。

ただまあ、丸洗いOKの商品も出ているので、丸洗いがダメだよということではない。

これに関しては、製品の取扱説明書をしっかりと読んで欲しいのだが、基本的には水で中を濯ぎ、時々クエン酸を使って洗浄というやり方が多いようだ。

製品の特徴を理解して、賢く使って欲しいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました