docomoはファーウェイの最新端末の販売に躊躇

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本日はスマホの話題についてー。とは言っても、噂を集めた程度の話なんだけどさ。

で、docomoさん。流石にファーウェイと一緒に沈むのは嫌なんだって。

ファーウェイのスマホ、新機種での採用難しい=ドコモ社長

2020年8月3日 / 15:38

NTTドコモの吉澤和弘社長は3日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)HWT.ULのスマートフォン端末について、新機種での販売採用は「現時点では少し難しいと考えている」と述べた。現行機種は販売を継続する。

「ロイター」より

この話は、アメリカがファーウェイを国内から閉め出そうとしているのに連動する話らしい。当然ながら、5G戦略を展開するdocomoにとって、ファーウェイの端末を採用するのはかなりリスクが高い。何故ならば、ファーウェイとの取引によってアメリカから睨まれる可能性が高いからだ。

しかし、もっと本質的な問題として、ファーウェイの端末を使うユーザーの個人情報について漏洩を防ぐことが難しいという問題がある。そうなってくると企業コンプライアンスに関わる話で、docomoが「ファーウェイの問題だ」と切り捨てることは困難であることもそれなりに影響しているようだ。一番のネックはファーウェイのスマホだけエコシステムが異なる事なんだろうね。

そしてもう一つの問題がこちら。

SMICがハイシリコンの14nm出荷計画を7月に急ブレーキ

8/3(月) 20:25配信

・ SMICがハイシリコン向けの14nm世代の生産をストップ。TSMCがハイシリコン向けに製品出荷を止めるため、代役候補として浮上していたが、急な方針転換にも業界も困惑  
・ 背景にあるのは、中国版ナスダックと呼ばれる科創板への上場を控えていたため。ファーウェイ向けの供給を行うことで投資家の間にネガティブイメージが蔓延してしまうことを懸念した  
・ もう1つは次世代の7nm世代の量産に必要なEUV露光装置の調達。軍事転用の懸念から購入契約後も導入できない状態が続いており、これを打破するために慎重な事業スタンスをとっている

「yahooニュース」より

中芯国際集成電路製造(SMIC)というChina企業がハイシリコン(ファーウェイ)向けのチップの提供を諦めたために、ファーウェイはストックしている半導体で対応すると思われるのだけれど、調達には支障をきたす可能性が高そうだと言う話。

つまり、ファーウェイの新製品に影響が高そうだというニュースで、ファーウェイから安定的にスマホが供給されないリスクをドコモは負いたくないというのが本音なんだろうね。

何が言いたいかというと、ファーウェイの現行機種を使うのもそれなりのリスクはあるが新しい機種に変更するというのが今後難しくなりそうだ、ということだね。

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