ここのところブログを書くネタに困っていたことと、忙しかったことも相まってブログの更新を怠っていた。
おかげでアクセス数もがた落ちである。残念。
とにもかくにも、そんなわけで久々に記事を更新するんだけれども、本日はパソコンのメモリの話。
メモリの追加は、PCの性能向上を体感しやすいという意味でおすすめなんだけど、いろいろと面倒なこともあるんだよね。
メモリ増設は良い文明
規格が良く変わるので注意が必要
一番注意が必要なのは、マザーボードにどんなメモリが刺さるのかを調べることだと思う。
今、最新の規格はDDR5と呼ばれるもので、これがなかなか良い性能らしい。
ただ、性能の向上に伴っていろいろ規格が変化するので、最新のメモリを買ったらOKということにならないところに注意がひつようである。
例えば、こんな感じで、上側のDDR5と下側のDDR4では切り欠き部分が異なるので、物理的にマザーボードに刺さらないということになる。
もちろん、それより前の規格、DDR3とDDR4とも互換がないので、ここは十分に注意しようね。
だから、説明書をよく読んで、対応しているメモリの規格はきっちり調べておかねばならない。
メモリクロックの話
そうそう、今回採用するメモリはDDR4なんだけど、DDR4にも「DDR4-2666」や「DDR4-3200」みたいな表記がなされている。
このDDR4の後に書かれているのがメモリクロックというものだ。このメモリクロックは高ければ良いのだけれど、マザーボードが対応していないメモリクロックのものを選ぶと、最悪メモリが使えないということになるので、対応するメモリクロックのものを選ぼう。
DDR4はこんな感じの対応になっている。一応下位互換なので、マザーボードがDDR4-3200に対応していて、メモリにDDR4-2666を採用すると、1,333MHz(DDR-2666相当)で駆動することになる。が、逆は対応しない可能性があるので要注意である。
メモリ帯域幅の話もしておく必要はあるんだけど、基本的にはメモリクロックと連動しているので、対応を覚えていればなんとかなる。
ヒートシンク付きにご注意
あとは、規格が適合していても、物理的にケースに入らないなんてことがあるので注意したい。
具体的にはこんな話だ。
この2つは同じDDR4のPC4-28800という規格のメモリなんだけど、形状が全然違う。上の方のメモリはヒートシンクと呼ばれるアイテムが付けられていて、冷却性能が高い。
冷却性能が高められているので熱暴走しにくいというメリットがあるんだけど……。スペースの狭いデスクトップに取り付ける場合、背の高さがネックになって物理的に他の部品と干渉してしまうことがある。
これが物理的に全く入らない、というケースならあきらめもつくんだけど、ちょっと触れている程度だけどなんとか取り付けられる、なんて状態だと質が悪い。
会社のPCにヒートシンク付きのメモリの取り付けをやったら、ケースにちょっと干渉してしまっていたんだけど、ちょっと力を加えたらなんとか収まる状態だった。んで、使ってみたんだが、PCを動作させると、やたらとマイクロフリーズを繰り返すんだよね。
しばらく原因がわからなかったんだけど、ヒートシンク部分を分解して干渉しないようにしたら、フリーズしなくなった。
どうやら、筐体の振動を拾ってか、メモリの接続部分に何か影響を与えていたみたいで、それがフリーズに繋がっていた模様。
こんなことは初めてだったので気がつかなかったけど、なるほどそういうこともあるのかと。メモリを増設する時は、そんなことにならないように気をつけたいね。
追記
大変申し訳ないのだけれど、この話は再現性がない。
こちらの記事にも書いたのだけれど、無線マウスと無線キーボードの影響であった可能性も否定できないんだよね。
まあ、部品に無理な力がかかっているのは宜しくないのは本当なんだけれども、これがソフトウェアの動作に関わるのかというのは、確認出来ない話だと言うことにして欲しい。
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