水筒のお手入れと洗い方

水筒
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本日触れるのは、水筒のお手入れの話である。

このブログでは、ミニボトルの記事にアクセスが多い事と、我が家でも毎日のように洗う機会があるので、この際に「やるべき事」「やってはいけないこと」を整理しておくのも良いかなと思ったワケだ。

基本的にはミニボトルの洗い方も一緒なんだけど、少し扱いを分けて解説していきたい。

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日々のお手入れ

水筒の構造

大雑把に説明すると、スタンダードな水筒は、ボディとフタがある。

魔法ビンタイプであればボディの方は金属製の2重構造。

フタは樹脂のモノが多い。

そして、多くの場合、フタ側にパッキンが取り付けられている。

このお陰で中の液体が漏れない構造になっているんだね。

基本的には分解して洗う。コレが基本である。

サーモスの水筒の場合

さて、折角なので実例を挙げて説明していきたい。

みんな大好きサーモスの水筒である。

子供がスポーツをやっている場合、多くの人はこの直飲みタイプの水筒を選ぶ事が多い気がする。で、その構造なんだけど、説明書からちょっと拝借したい。

中身はきちんとこちらで確認してね。

https://www.thermos.jp/product/detail/product_file/file/fjh.pdf

で、分解するとこんな感じになる。

フタに付いているパッキンは2つ。

フタパッキンとシールパッキンである。

洗うときはまずパッキンまで外してしまおう。

ちなみにこのパッキンさんやフタユニットさんは別売りでも売られているので、ストックしておくと良いだろう。

僕はパッキンを2つずつ予備を買うことにしている。大体2年位で水筒本体も傷だらけになって使えなくなることが多いからね。

フタユニットも意外に消耗しがちである。直接口が当たる部分で、歯が当たることもあってここに傷が多くなると雑菌が繁殖し易い。1つくらいは予備を買っておいた方が良いかも知れない。

くれぐれも、間違えて購入しないように。

筒の方は柄付きのブラシで洗う

まず注意して欲しいのは、ここで紹介するのは一般的な事例という意味で取り上げている。

でも、本来ならこの手のお手入れの方法は取扱説明書に書かれている。必ずそちらを確認して欲しい。

日常的なメンテナンスは柄付きのブラシで

先ずは水筒の筒の方だが、こんな感じの柄付きブラシで洗おう。

この手のブラシは中性洗剤を付けて、水筒の筒の中を洗うのに適している。

水筒の内面は、汚れがつきにくいように鏡面加工がなされているので、軽くこするだけで十分汚れが落ちる。くれぐれもゴシゴシとやって筒の内面を傷を付けないようにしよう。

傷がついてしまうと、そこに汚れが付きやすくなって、菌が繁殖し易くなってしまう。ソフトに洗う程度で十分落ちるので気をつけよう。

絵は水筒ではないが、こんな感じで洗うことが出来る。

ミニボトル用のブラシはあまり多くないが、こんなタイプなら対応可能だ。

ペットボトルの口に入るタイプなので、だいたいのミニボトルに対応してくれる。

「念入り洗い」は酸素系漂白剤を

ちなみに茶しぶが付き始めると一気に汚れ易くなってしまうので、定期的にぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かして浸け置き洗いをすることをオススメする。

酸素系漂白剤なら何でも良いが、塩素系漂白剤は使わないようにご注意を。

茶しぶであれば、ぬるま湯(40度くらい)に酸素系漂白剤を規定量溶かして30分放置でキレイになる。紹介しているシャボン玉酸素系漂白剤であれば、2Lあたり小さじ1という分量で説明されているので参考にして欲しい。

汚れが茶しぶではなくて白いザラザラしたものであれば、水垢と呼ばれるものなので、クエン酸を使うと良いだろう。

セスキ酸でも良いようだ。

注意したいのは、あくまでステンレス製のボトルに対応する話だってこと。アルミ製のボトルの時は、使う薬品によって黒ずんでしまうので要注意だ。

ちなみに、この念入り洗いは筒の内側の洗い方で、外側は中性洗剤を使ってスポンジで洗う程度で十分である。場合によっては薬品によって塗装が剥げてしまうので外側を念入りに洗うのはNGだ。

蓋の方は浸け置き洗いで

一報のパッキンと蓋は、ソフトなスポンジでゴシゴシやっても良いが……、大抵あっという間にカビが生えて汚くなる。

定期的に浸け置き洗いをしよう。1週間に1度で問題ないだろう。

こんな感じで、分解して浸け置き洗いだ。

使うのは中性洗剤か、酸素系漂白剤が良い。

洗い桶があると便利かな。

ぬるま湯(50℃以下)に酸素系漂白剤を溶かして、パッキンやキャップユニットをバラバラにして付け込むこと30分。

終わったら軽く水洗いすればOKだが、しっかりと乾燥させてやることが大切である。

パッキンは消耗品

なお、どんなに丁寧に扱っても、パッキンは所詮ゴム製品である。概ね1年程度を目安に交換した方が良い。

細かい傷が入って凝れば汚れ易くなるし、カビも生えやすくなる。予備を買っておいて洗っても汚れが落ちなくなったら速交換くらいの気持ちの方が良いだろう。

ちなみに洗わずに使い続けると、あっという間に汚れが落ちなくなる。

気持ちよく使う為には定期的な洗浄が必須だよ。

あと、水筒の筒の方も凹みや傷が出てくると、交換を考えていった方が良い。筒の凹みは2重構造になっている水筒にとっては致命的だ。

凹んだ部分から熱が逃げていってしまうことになるからだ。

傷の方は直ぐにどうこうという事にならないと思うけれども、塗装が剥がれたり、場所によってはケガに繋がったりするので余り宜しく無い。

酷い凹みや傷が出来てしまえば、水筒そのものを交換することをお勧めする。

水筒を長期間使わない場合は

水筒を長期間使わない場合には、上に紹介したような念入りな掃除をした後に、しっかり乾かして保管しよう。

乾かさないと大変なことになるよ!

くれぐれも、掃除と乾燥、それから保管である。

そんなワケで、水筒を長く使う為にはきちんとした手入れは欠かせないよという話である。きれいな水筒を気持ちよく使おうね。

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