サラリーマンがアフィリエイトのサイトを運営するパターンもそれなりにあると思うし、主婦がアフィリエイトのサイトを運営するパターンもあるだろう。ただ、多くの場合にはさほど大きな収入に結びつかないため、確定申告という事にはなり難いと思う。
ただ、確定申告が必要になるケースもあるので、少なくともその事を頭の中に入れておく必要があるだろう。
この時期になると、アフィリエイトの運営側から「確定申告しろ」という記事が出てくると思うが、「僕は・私は関係ない」と思わずに少し勉強しておくべきだろう。
なお、僕自身も確定申告が必要なレベルには達してはいない。残念orz。
納税は国民の義務である
アフィリエイトを始める時
アフィリエイトのサイトとして有名なのがA8で、審査もほぼないので、始める時には取り敢えず登録してアフィリエイトのやり方を覚えるという意味ではとても意味があると思う。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=1O39VJ+2VLJWA+0K+1128EP)
時々、メディア会員募集の案内があって、リンクをクリック頂いて会員になって貰えた場合には1人あたりで成果報酬が頂けることになっている。
あと、オススメなのがセルフバック。A8サイトから提携サイトにジャンプして購入すると、数%程度のお金が返ってくるタイプのサービスである。まあ、少し割引になるという印象で良いと思うのだけれど、本当に欲しいものを見つければ積極的に使っていくべきだと思う。
成果報酬
さて、A8で一番多いのが商品紹介だと思うのだが、提携プログラム毎に記事を書くスタイルが多いと思う。
例えば、ドメインの取得のサイトリンクを貼っておくが、このブログで使っているドメインはムームードメインにて取得したものである。その経緯に関してはこちらの記事で触れているので参考にして欲しい。
で、まあ、クリックして貰って、成果報酬が発生し、これが年間で20万円を超えた場合には、確定申告が必要となる。
以下に該当する場合には確定申告が必要です。
1.アフィリエイトとその他の所得が20万円超の給与所得者
2.アフィリエイトとその他の所得が48万円超(専業主婦などで給与所得のない場合)
「A8のサイト」より
なお、ここで「所得」とは、「収入(アフィリエイトの総収入)から必要経費を引いたもの」となり、「課税の対象」である。
したがって、「必要経費」、例えば、PCの更新やらソフトウェアの購入などブログ記事を作成するにあたって必要とした費用を収入から差し引くことが認められているので、しっかりと領収書など残しておくべきである。
上記にあてはまらない場合でも住宅ローン控除の1年目や、医療費控除を受けるためなどで確定申告を行う場合には、全ての所得を申告する必要があります。
「A8のサイト」より
なお、注意しなければならないのは、アフィリエイト収入が20万円以下であった場合でも、他の条件(住宅ローン控除、医療控除)で確定申告を行う場合には、申告が必要となる。
確定申告をしないとどうなるのか?
確定申告をしない場合にはどうなるのか?というと、本来支払うべき税金を支払わなかったとして「脱税」になる。
厳密に言うと、無申告加算税と呼ばれるペナルティが発生する可能性がある。
また、本来支払うべき時期に税金が支払われなかったとして延滞税が課される場合がある。
何れにしても犯罪扱いとなるため、発覚するまで放置するのではなく、積極的に確定申告をしていくべきであると思う。
なお、課税対象時期に関しても気をつけておくべきだ。
毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得
「国税庁サイト」より
区切りを勝手な自己判断で変えてはいけないのである。
僕はサラリーマンなので、会社が所得税についての手続きをしてくれているため、年間20万円の雑収入(アフィリエイトを含む)がある場合や、住宅ローン控除、医療控除を受ける必要がある場合以外で、確定申告の必要は無い。
主婦の場合は、「その他の所得が48万円」を超えた場合に適用されるのだが、これはアルバイト、パートの収入を含むために、結構簡単に超えてしまうと思うのでご注意を。
さておき、納税義務がある国民にとって、確定申告というのは知っておくべき制度なのである。
サラリーマンがアフィリエイトする場合の注意
なお、最近は減ったらしいけれども、社則で副業を禁止しているところは結構あり、公務員などはまだまだ副業禁止のところが多い。
アフィリエイトは、副業にあたるのか?はしっかり認識しておくべきである。
![](https://www.freee.co.jp/kb/ogimages/sidejob_ban-top.jpg)
![](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/roudou-prod/system/thumbnails/13/original/pixta_22818287_L_%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3.jpg?1530522680)
詳しく解説されているサイトもあるので、一読頂けると理解出来ると思うのだが、前提として「本業に支障を来してはならない」という事があるものの、アフィリエイトは基本的には副業にはあたらない。
ただし、確定申告を行うと、その報告が会社に行ってしまうケースがあるので要注意である。実は、副業による所得に対する住民税額が会社に通知されるのだ。
![](https://advisors-freee.jp/wp-resource/img/ogimg-article.png)
その辺りの説明はこちらのサイトに説明されていて、申告書の第二表である「住民税に関する事項」の欄の「自分で納付」を選択することで、住民税を自分で納付することができるために会社に通知が行かなくなるのだが、会社がやってくれていた納税を自分で行わなければならないというデメリットは生じる。
よって、額が大きくない場合には、経理の方に事情を説明する準備はしておいた方が良いだろう。
確定申告はPCやスマホからが便利
さて、それでは実際にどのような方法で確定申告すれば良いか、なのだが、現在はネットで確定申告が可能である。
そのためにも、マイナカードを作っておくことがオススメである。
マイナンバーカード(マイナカード)を作っておけば、スマホで確定申告が可能となる。
確定申告をして納付が必要であれば、これも電子納付という手段があるのでそれを利用するのが良いだろう。
この場合には、e-Taxへの登録が必要となるが、アフィリエイトが順調であれば継続的に納付が必要となるケースが多いので、登録しておいて損は無いだろう。令和3年度からはマイナポータル連携が可能となるので、更に便利だ。
今回は、僕自身が確定申告が必要が無い状態であることと、記事が長くなると読みにくくなる関係で、詳細については割愛しておくが、少なくともこうした事が必要となるよということは知識として知っておくべきだろう。
そして、納税目指して頑張ろう!(苦笑)
あ、ちょっと違う話だけれども、医療控除に関する確定申告に関しては別に記事にしているので参考にして欲しい。
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